梅居産業(本社・福岡県福岡市、社長・内田和未氏)は4月25日、オリエンタルホテル福岡博多ステーションにおいて全社大会を開催した。
同社は今年3月に創立95周年を迎えた塗料ディーラー。直販と卸を軸に建築、工業用、自補修用を手がける総合塗料商社として福岡県内を中心に4カ所で事業を展開。直近の売上高は約30億円と伸長を続けている。
「拠点が異なる社員同士の交流の場にしたい」(内田社長)と企画した全社大会にはほぼ全社員の38名が参加。業績報告、経営方針、営業方針に関する報告の他、社会貢献活動やSDGsの取り組みを積極化する意向を伝えた。
続いて、昨年度活躍した部署及び社員に対する表彰式も行い、5年後に控える100周年に向け、結束を固めた。
全社大会を受け内田氏は、「九州・沖縄も例外なく、物流問題や人手不足の影響を受けている。その中で当社としては、長い歴史で培ったノウハウと仕入れ先メーカー様からのアドバイスを取り入れ、環境配慮型製品や人手不足解消に寄与する工法をお客様に紹介していきたい」とコメント。人員採用も積極化しており、完全週休2日制の導入や年間休日数の拡充など職場環境の改善に努めている。