菊水化学工業は7月17日、名古屋ガーデンパレスにおいて、「キクスイ リフォーム ハーモニー」BtoCセクションの発足会を開催した。主に住宅のリフォームを対象とした責任施工組織で、同制度に賛同した塗装店や塗料販売店などの加盟店が全国から参集、今後の展開を確認し合った。

同社は、「完成塗膜の提供も、メーカーの社会的責任の一端」との立場から責任施工体制を強化。縮小する市場に対して製販装の協働で対峙し、「上場塗材メーカーが組織する責任施工集団」とのブランドを構築、市場でのプレゼンスを高めていきたい意向だ。今年5月には、主に企業物件を対象とした「キクスイ リフォーム ハーモニー」BtoBセクションを発足。それに続き、戸建住宅のリフォームなど一般消費者需要を対象とした同BtoCセクションを7月17日に発足した。

「キクスイ リフォームハーモニー」は、建物の困りごと解決や機能性の向上、美観やデザイン性のアップなどリフォーム市場のさまざまな要望に応えていくために立ち上げた責任施工組織。リフォーム・リニューアル市場のニーズが多様化、複雑化する中で加盟店の技術・技能の幅を広げることで責任施工組織としての優位性を構築していく。

発足会では、加盟店を取り巻く環境の変化や同制度の目的・活動についての説明と、加盟店同士が交流する懇親会を開催、責任施工集団の新たなプラットホームづくりに気勢をあげた。