菊水化学工業は、新製品や新工法のラインアップを加速している。クローズ、オープンともに独自性のある差別化アイテムだ。

まず、同社の責任施工組織「キクスイ リフォーム ハーモニー」の加盟店専用製品として、戸建てリフォーム向けの屋根カバー工法用製品「キクスイ ハーモニールーフ」を発売した。石粒付鋼板屋根材による屋根カバー工法の製品で、柄は2種類を設定、各4色の色調を揃えた。今後、同リフォームハーモニー向けのセレクトエディションとして製品や工法のラインアップを揃えていく。

また、施工ライセンス制によるクローズド展開の「キクスイ エイジング工法」で、木目調を再現する新工法を設定した。特殊な施工技術を伴うことから、メーカーの責任施工として関東圏限定で展開する。

一方、オープン販売の展開では、砂壁調のアップサイクルセラミック仕上塗材「キクスイ01」を9月1日に発売する。リサイクル原料を使用した高意匠性塗材で、アップサイクルによる環境面での付加価値を持たせた。

施工方法は、リシンガン、スタッコガン、多孔質ローラーなどに適用。荷姿は吹付用、ローラー用それぞれ20kg/ペール缶と、専用下塗材16kg/缶。同品も特殊な施工技術を伴うことから関東圏限定の対応となる。