塗料商社のサンリード(本社:岩手県、代表取締役社長:大平耕氏)は展示即売会「サンリードフェア2025」を8月1日(金)と2日(土)の2日間、名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で開催した。サンリードフェアを中部で開催するのは初の試み。
大平社長は「サンリードフェアは東北では定例的に冬場の閑散期を終えた3月に開催しています。当社は2023年に合併、1つになり体制が変わりフェアも"横串"で連携しながら中部で初めてやってみようと開催に至りました」と初の中部開催に意気込み、来年以降の継続的な開催を見据える。
展示内容としても東北開催を踏襲し、自補修分野と建築汎用分野に関する各メーカーの最新製品・技術を紹介した。合わせて家族連れに対しても子供限定のお菓子詰めやクオカードプレゼントの他に景品抽選会を行ってフェアを盛り上げた。
大塚刷毛はローラーキャンペーンを8月~10月の期間で実施しており、会場でも「スクリュー」「Sky」「Micro Grande」など各種ローラーをデモをしながらPRした。実際にローラーを体験でき、ユーザーは使いやすさなどを確かめていた。
「スクリュー」のデモでは「住宅の外壁に多い凹凸面を一発できれいに仕上げることができるローラー。現場では刷毛よりもローラーが増えている中で、ユーザーさんに特長を分かっていただきたい」(担当者)とPRした。
一方、自補修関連では日本ペイントが塗装VR体験コーナーを設置。鈑金塗装をVR塗装シミュレーターで気軽に学べるのが最大のメリット。会場ではプロトタイプを用いてユーザーがVR塗装を体感した。
日本ペイントは「塗装講師が東京にいて、お客様は各エリアにいても同じ画面を共有しながらレクチャーできる。材料費がかからないし、塗装パネルの準備も不要となる」として教育ツールを想定する。独自ソフトウエア開発を行っており、安価設定で幅広いユーザー向けを見据える。その他にはコンピューター調色システム「nax E-CUBE COLOBO2」、UVパテ「nax UV ライトベール」などを紹介した。