日本塗料工業会は7月上旬、東京、大阪の2カ所で「2025年度CCSセミナー基礎編」を開催した。基礎編はカラーコーディネーターや色彩知識の習得を目的とした色彩講座。東京20名、大阪12名の計32名が参加した。
CCSセミナーは、企画表現力などコミュニケーション力の強化を重視しているのが特徴。日塗工の清水慶司氏は「実際の色彩設計業務は、一人親方的になりやすい側面もあるが、対話力や表現力を磨くことでより作品の説得力を高めることができる」と説明。実際、セミナー終了後は、意見交換やディスカッションを交えた制作スキームに評価を示す感想が多く寄せられたという。
10月23、24日に東京で、カラー検定1級・2級(アドバンスクラス)取得者、色彩部門従事者、CCS基礎編修了者を対象にした「実践編」を開催する。9月17日に会員向けから募集を開始する。