住宅塗り替え工事の全国的な施工者団体・日本塗装名人社(略称:JPM、本部:名古屋市、安井朗社長)は7月18日午後、2025年総会・表彰式をオンライン形式で開催した。

同社は、住宅塗装工事を主体とする全国の連携法人として2014年8月に設立。①会員企業へ向けたコンサルティング・セミナー事業②塗料や塗装資材、建材のOEM提供事業③塗装工事の請負事業の3つを主要事業に展開している。

総会の冒頭であいさつを行った安井朗社長は画面を通じ、「あらゆるモノやサービスの値上げが続き、我々が携わる住宅塗り替えリフォームの市況も非常に厳しくなっています。こうした状況を鑑み、これまで会員各社に頂いていた会費を徴収しないよう、制度を変更いたしました。また、新たな動きとして、全国300社店が所属する塗装のボランティア団体・塗魂ペインターズの会員様に対し、当社を通じて商材をご提供することとなりました。JPMとしましても、市況が厳しいからこそ、会員の皆様の役に立つ塗料や商材のご提供に努め、皆様にお力添えをできる会社、サポートする会社としての力に磨きをかけていきたい」とし、新年度への意気込みを語った。

塗料や塗材や防水材、屋根カバー工法の建材など多数のメーカーやサプライヤーが日本塗装名人社と取引口座を開設し、同社を通じて会員の塗装会社に商材を提供するスキームを構築。新たな商流として広がりを見せている。