茨城県日立市の塗料ディーラー・日興(中山泰志社長)は7月26日、地域の小学生に向けたペイントワークショップを隣接のサテライト施設で開催した。「夏休みの宿題対策」として人気の恒例行事に、定員いっぱいの小学生たちが親子で参加。夏休み最初のイベントとしてペイント体験を楽しんだ。

同社は地域密着の塗料ディーラーとして、地域の人たちに向けたペイントワークショップなどのイベントを頻繁に開催。塗料や塗装への親しみを感じてもらうとともに、B to Cの関係づくりから将来的なビジネス構築のポテンシャルを探っている。

毎年、夏休みの始めに行っているペイントワークショップは、早い時期に自由研究の宿題を終わらせられると小学生や保護者に人気のイベントだ。リピーターの応募も増えるなど、今回もすぐに定員に達した。

今年のペイントワークショップは、市販の木製の貯金箱に塗料で色付けを行い、オリジナル貯金箱に仕上げるもの。素地の研磨から始め、ベース塗装、乾燥待ちの間の休憩をはさみ、最後はターナー色彩の「アイアンペイント」を使用し、エージングテイストの貯金箱を完成させた。

「作業に夢中になれて、良い体験ができました」「ペンキでサビたようにできるのが面白かった」「塗り方ひとつで仕上がりが大きく変わる」など子供たちの楽し気なコメントや、「とても楽しかったので、また参加したい」「親子で楽しい時間を共有でき、夏休みの宿題を早く終えることができたのでとてもありがたかった」と付き添った保護者にも大好評だ。

同社の中山泰志社長は、「子供たちが目を輝かせて作業に集中している様子を見ていると、塗料や塗装のポテンシャルを改めて感じることができた。こうしたイベントを続けていくことで地域にフレンドリーな塗料ディーラーとしてビジネスにも広がりが出てくると思う」と意義を見出していた。