第22回リフォーム&リニューアル建築再生展2017が5月31日から3日間、東京ビッグサイトで開催された。

アルミニウム合金材料工場塗装工業会(ABA)は会員7社で出展。特に木目調や石目調など高意匠の塗装が来場者の関心を集めていた。宮越一朗会長は「まずは興味を持ってもらうことから。意匠性の高い塗装はリフォームにも使用できる。引き続き広報活動を続けていく」とコメントした。

関西ペイント販売はアレスシックイの消臭、抗菌、抗ウイルス性能を訴求。「来場者は『塗料にこんな機能があるとは知らなかった』とみなさん驚かれます」(担当者)と話す。期間中は同社のゆるキャラ「しっくい丸」も応援に駆けつけた。

水谷ペイントは「ナノコンポジットW」と「同F」を出展。同品はナノテクノロジー技術を使用し耐汚染性、防藻、防カビ性を有する。また、その技術を基に更に耐候性を向上させた「同F」も紹介した。

大日本塗料は「メタリック塗装Vフロン#200」を紹介。艶ありから艶消しまで対応可能で、フッ素樹脂バインダーをベースにアルミニウム顔料を配合し、顔料の配合量、流径、分散性を抑制することでローラー塗装を可能にした。

エスケー化研は石目調建材「グラニピエーレ」などシート建材を紹介。建物のイメージを簡単にがらりと変えられるのが特徴。トップコートに超低汚染型ふっ素樹脂系クリヤーを塗装し、高い耐候性を有する。