先頃のゴールデンウィーク中に、コロナ禍で会わなくなっていた学生時代の友人たちと久しぶりに飲みに出かけた。3年ぶりに会って近況報告もほどほどに済ませた頃、友人からちょっと驚く報告が。ある友人は子供が生まれ、別の友人は離婚したと言う。環境が大きく変化するのに3年という時間はけっして短くないと感じた出来事だった▲3年ぶりに再開する業界活動が増えてきた。今年は対面式での総会とその後の懇親会を行う団体がほとんどで、研修会や全国規模での集まりなども増え、コロナ前の日常に戻りつつある▲そうした場において、団体長あいさつなどでたびたび耳にする言葉がある。「転換期」や「変わり目」といった、これまでとは違った状況になりつつあるとの表現だ▲この3年間で新型コロナはもちろんのこと、ウクライナ情勢や物価上昇など取り巻く環境を変化させる要素は数多く起きている。加えてコロナ禍という"非日常"を経験したことで心理的に何かしら人々に与えた影響もあるだろう。それがどのように表面化していくか。日常に戻りつつある中で時流をうまく捉えることの重要性が高まっていると感じる▲それにしても、私事で言うと、まずは再会した多くの人たちに指摘された体重変化を"日常"に戻すことから始めなくては(T)