関西ペイントは住宅市場向けに、超高耐候のハイブリッド無機とラジカル制御技術を融合した無機有機ハイブリッド塗料「ラグゼMUKI」シリーズを開発。4月7日から外壁用2製品と屋根用2製品の販売をスタートさせる。建物に対してふっ素樹脂塗料を超える美観と耐久性を実現する次世代塗料として展開する。
「ラグゼMUKI」シリーズの特長として、独自の無機有機ハイブリッド技術により、無機の強さと有機の柔軟性を融合した塗膜が超高耐候性を発揮する。更に紫外線劣化に耐える4つのラジカル制御技術(高性能ハイブリッド無機、UVトラップ、ラジカルバリヤコート、HALSラジカルキャッチャー)で塗膜劣化の原因物質であるラジカルの発生を根本的に抑える。
外壁用としては、水性1液超高耐候性無機有機ハイブリッド塗料「ラグゼMUKIトップ」と、弱溶剤形2液超高耐候性無機有機ハイブリッド塗料「ラグゼMUKIトップマイルド」を開発した。
「ラグゼMUKIトップ」はコンクリート・モルタルや窯業系サイディングなどの外壁に適し、「ラグゼMUKIトップマイルド」は窯業系や金属系サイディングなどの外壁の他に鉄部など幅広い素材に適用できる。
一方、屋根用としては、弱溶剤形2液超高耐候性無機有機ハイブリッド屋根用塗料「ラグゼMUKIルーフマイルド」と、弱溶剤形2液超高耐候性無機有機ハイブリッド屋根用高日射反射率塗料「ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱」の2製品を開発した。
「ラグゼMUKIルーフマイルド」は住宅屋根用化粧スレート(新生瓦)や金属屋根などの幅広い屋根材に適用でき、その遮熱塗料タイプとして「ラグゼMUKIルーフマイルド遮熱」を開発。赤外線を上塗りと下塗りのダブルで反射させることで、真夏の屋根表面の温度上昇を抑えて住環境を快適にすると同時に、素材の劣化を抑制し屋根を長期保護する。
また、今後、水性1液超高耐候性無機有機ハイブリッド屋根用塗料「ラグゼMUKIルーフ」の販売を予定している。
HOME建築物 / インフラ建築新ブランド「ラグゼMUKI」発売