アクサルタは、2024年9月にグローバルで先行発売した自動車鈑金塗装事業者向け多角型分光測色機の最新機種「Axalta Irus Scan(アクサルタ・アイラス・スキャン)」の国内販売を近日中に開始する。

同機種は、同社が特許を保有する「マイナス角度」技術を利用して色相変化効果顔料を検出し、無彩色の効果色をこれまでより正確に読み取ることができるのが特長。

光沢測定機能を初めて内蔵し、塗膜表面やクリヤーコートのグロス状態をより正確に捕捉できる。高解像度RGBカメラが塗色の光輝性を測定し、独自のアルゴリズムを活用し、200万件以上に及ぶ塗色配合データベースからターゲットとする配合データを出力することができる。

水性ベースコート及び溶剤ベースコートに適用可能。調色工程に要する時間を大幅に短縮する。