大日本塗料の高耐候性車両用塗料が相模鉄道の通勤電車「9000系リニューアル車両」の外装に採用された。

同車両は、深みのあるシックな濃紺色をあしらった外装や持ちやすいつり革のデザインなどが評価され、2016年度のグッドデザイン賞を受賞した。昨年4月に営業運転を開始している。

大日本塗料は外装色となる「ヨコハマネイビーブルー」を供給。カラーベースには、さまざまな色出しが可能で、鉄道車両や関連部品に実績を持つポリウレタン樹脂塗料「Vトップ車輌用ゴールド」が採用された。サーフェーサーには「ポリタン車輌用サーフェーサー ゴールド」、クリヤー塗装には低汚染タイプの超耐候性ふっ素樹脂塗料「Vフロン#800車輌用クリーン クリヤー」が塗装されている。

相鉄は横浜駅から海老名駅を結ぶ相鉄本線と二俣川と湘南台を結ぶ相鉄いずみ野線の2路線を運行している。