関西ペイントは、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」としての認定を3月1日付で取得した。同社によると、塗料業界としては初の認定という。

DX認定制度とは、2020年5月15日に施行された「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」に基づく認定制度。国が策定した指針を踏まえ、優良な取り組みを行う事業者を申請に基づいて認定する。

同社は2021年11月に発表した第17次中期経営計画で同期間を「持続的成長サイクルへの転換期」と位置づけ経営基盤の強化を進める。 

中でもIT基盤の構築においては、日本アイ・ビー・エムと戦略的パートナーシップを締結しDX化やIT体制、セキュリティの強化などを日本だけでなく海外子会社も含めて進めている。

同社は「今後も塗料事業で培った技術と人財を最大限に生かした製品・サービスを提供するために、より一層のIT基盤の強化を進め、日本発のグローバル企業として成長し、事業を通じて人と社会の発展のために貢献していく」としてDX化を推進する方針を示した。