関西ペイントと日本アイ・ビー・エム(本社:東京都中央区、社長:山口 明夫氏、以下日本IBM)は、関西ペイントが全社的に取り組んでいるデジタル・トランスフォーメーション (DX)の推進に向け、パートナーシップを強化する。

関西ペイントは第16次中期経営計画を現在推進しており、重点施策の1つである「資本生産性・収益性の向上を伴う利益成長」の一環として業績改善分科会を設置。業務プロセス変革とITインフラの強化を進めるにあたり、このほどの日本IBMとの戦略的パートナーシップ強化に至った。

業績改善分科会は2020年4月に社長直轄プロジェクトとして発足し、現場の課題や改善提案を吸い上げるというボトムアップ型のアプローチを採用して活動を進めている。

それら課題の解決策として業績改善分科会はDXの推進を決めた。それを加速させるため、さまざまな企業などのDXを支援してきた豊富な実績やスキルを持ち、ともに取り組み、実現することができるプロフェッショナルなパートナーを求めていた。

このような背景のもと、今回、関西ペイントはDXにおける包括的な契約を日本IBMと締結。協働の取り組みの第1弾として、2021年度末までに各種ITプラットフォームの刷新を実施する方針を打ち出す。

今後について、「関西ペイントは日本IBMとのパートナーシップを通じ最先端のテクノロジーを活用することでDXを推進し、継続的な企業価値の向上を図っていきます」としている。