日本塗料工業会は5月1日、発行を見合わせていた塗料用標準色(見本帳)の製作を再開し、2024年4月に「2023年版オートペイントカラーズ」、2024年6月に「2024年P版塗料用標準色」を発行すると発表した。製作中止となった「2022年版オートカラーズ」及び「2023年M版塗料標準色」はそのまま廃番となる。
「2023年オート」及び「2024年P版」からの事業を再開により、市場に流通している中で最新版となる「2021年L版」が定める品質有効期限2024年6月に間に合う運びとなった。
「2023年版オートペイントカラーズ」は、国産色95色、輸入車色105色の計200色を収録。頒布価格は希望小売価格4,840円(税込)。一般頒布は2024年4月を予定。
一方、「2024年版P版」は、L版に新規収録した内装つや消し色(54色)を削除し、つや有り600色を収録。価格(希望小売価格)はポケット版3,960円(税込)、ワイド版2万8,930円(税込)。業界向けには2024年3月までの納入を予定している。