関西ペイント及び子会社のKansai Plascon Uganda社(以下Kansai Plascon)は、ウガンダ共和国の首都カンパラで防蚊塗料「Kansai Anti-Mosquito Paint」4,000ℓを、教育・スポーツ省へ寄贈した。日本政府の支援を通じて実現し、6月に現地で寄贈式典が行われた。

加えて、新型コロナウイルス感染症対策として教育関係者に2万枚のマスクも寄贈した。
同社によると、今回の寄贈は世界規模で新型コロナウイルス感染症が拡大する中、安全な教育環境を整えるだけでなく、Kansai Plasconがこれまで推し進めてきたマラリア感染対策を更に進めていくという意義も含むという。

ウガンダ国内で製造されるKansai Anti-Mosquito Paintは、地元の学校に塗装される予定で、7月予定の学校再開前にも塗装が完了する見通し。

教育・スポーツ省のジャネット・ムセベニ大臣は「ウガンダの生徒と教職員への関西ペイントの貢献に感謝します。子供たちや教育機関の安全と健康の確保は、今後、全国で学校活動を再開していくにあたって極めて重要なことです」と感謝を述べた。

関西ペイント・取締役常務執行役員の妹尾潤氏は「現在、ウガンダをはじめ、世界中の国々が直面する新型コロナウイルス感染症の、特に初等・中等教育への影響は甚大です。今回の寄贈を通じて、生徒や教職員の方々が教室にまた戻ったときのために、より安全な環境づくりができる一助となれば幸いです」と思いを述べた。