中国塗料は内航船用の防汚塗料シリーズを刷新し、2月15日から新製品の販売をスタートした。近年の海洋環境の変化に対応し、特に低燃費防汚塗料シープレミアシリーズを拡充し、シリーズ全体の船底防汚性能を向上させた。

2019年に発売した低燃費防汚塗料「シープレミア3000 PLUS」を「シープレミア3000 PLUS 2」と「シープレミア3000 PLUS 1」の2グレードにした。同PLUS2は汚損リスクが特に高い海域や船底部で汚損しやすい部位に適し、同PLUS1は中から高リスクの海域に推奨。どちらも停泊が多い船舶に最適となる。

「シープレミア3000」は低燃費防汚塗料で、「シープレミア800 Z」の後継品。耐藻性や耐スライム性が向上しており、塗料中のVOCも低減し、環境に配慮した。

「シープレミア2000 PLUS」も同じく低燃費防汚塗料で、中程度の汚損リスクエリアで稼働率50%以上の船舶に推奨。停泊時の汚損リスクを抑える。

また、一般防汚塗料の「シーグランプリ2000 A」の後継品として「シーグランプリ2200」を発売。さまざまな運航形態において安定した防汚性能を発揮する。