光触媒工業会は、2019年の光触媒製品の事業規模調査の概要を発表した。それによると光触媒製品の事業規模は全体で619億円となり、このうち外装材が539.7億円と全体の80%以上を占めた。

調査は、光触媒工業会会員企業に対して2019年1月1日から12月31日の光触媒製品の売上実績をアンケート形式で実施。事業化企業68社のうち65社が売上額や販売量を回答、96%の回答率となった。

それらの合計金額619億円のうち、外装材が539.7億円で断トツ。窯業サイディングなどの外装材で光触媒仕様が広がっていることが背景にある。その他では内装材が47.2億円、浄化機器7.8億円、生活用品6.1億円、その他18.2億円となっている。