建築塗装におけるカラーシミュレーションソフト「カラーエクスプレス」の機能が強化される。同ソフト内で色を選ぶ際に利用する「カラーパレット」に、エスケー化研の標準色189色を新たに追加。建築用塗料メーカー最大手の標準色が搭載されることで色選びの幅が広がり、実用性が一段と高まった。同ソフトの開発・販売元のインターローカス(神奈川県川崎市、篠田淳一社長)が発表した。

「カラーエクスプレス」は、建築塗装市場で最も普及しているカラーシミュレーションソフト。塗装業を中心に、これまでの累計販売数は1,500本以上を数える。住宅の塗り替えなど、外壁の「色」に対する施主の関心の高まりと、「色」で差別化や付加価値化を図りたい塗装業者の双方のニーズを受け、近年販売を伸ばしている。

同ソフトによるカラーシミュレーションで、色を選定する際に多く利用するのが「カラーパレット」だ。日塗工色見本帳や塗料メーカー各社の標準色(近似色)が搭載されたパレットで、日塗工を始め、日本ペイント、関西ペイント、菊水化学工業、アステックペイントなどの標準色約1,800色が搭載されている。

ここに今回、エスケー化研の標準色189色が新たに加わった。これにより、市場で使われる建築用塗料の大部分のメーカー標準色がカバーされることになり、同ソフトの利便性と実用性が更に高まった。

なお、「カラーエクスプレス」のユーザーは、同社のホームページから「カラーパレット」をダウンロードできるようになった。

ダウンロード及びインポート方法についても、下記QRコードで操作動画を視聴できる。

また同社は、「カラーエクスプレス」及び面積算出システムの「計測エクスプレス」の操作動画をYouTubeの「インターローカスチャンネル」で公開し、随時アップ。操作方法を簡単に手軽に確認できるようになり、サポート体制も更に充実した。