関西ペイントは鋼製の煙突やボイラ、配管など100℃以上となる設備の防錆に使用する耐熱塗料「サモスター」を発売する。

同品は耐熱用シリコン樹脂アルミニウムペイントで、常温で塗膜を硬化させるため、従来、熱硬化タイプで課題であった熱硬化するまでに発生する塗膜の膨れや損傷が大幅に軽減される。

また、防食性を向上させたことで下塗り工程が不要になり、塗り重ね回数の軽減によるコストダウンも図れる。一般的な耐熱塗料は適用温度ごとに塗料タイプが設定されているが、同品は100℃~540℃(瞬間600℃)まで幅広い領域での適用が可能となっている。

12月14日よりモニター販売を行い、来年6月から本格販売を予定する。定価は16kgが5万8,240円(税抜)、4kgが1万4,560円(税抜)。