米国・インテリア塗料「ケリーモア」やアンティークペイント「エンジェルタッチ」などの輸入塗料や建材を扱うブライトン(本社・東京都品川区、社長・松本繁氏)は、遮熱、防水機能を付与する屋根用塗料「Topps Seal(トップスシール)」の販売を本格化する。

同品は米国のTopps Products(トップスプロダクツ)社が開発した製品で、防水性能と遮熱性能を有し、工場物件で豊富な実績を有する。基準より20~30%の省エネ効果を発現する設備に与えられるアメリカのENERGY STARの認定を取得している。

国内でも約20年前から大手商社を通じて販売されていた過去があるが、トップスは再度販路拡大のため米国大使館及び総領事館・商務部を通じ代理店調査を委託。紹介を受けたブライトンも、同じ米国塗料の販売実績があり、外装需要を取り込む契機になるとして2016年に日本総代理店契約を締結した。今年2月には両社で総代理店契約締結記念セミナーを開催し、本格販売をスタートする。

「トップスシール」の最大の特長は、900%に達する塗膜の伸長性。天然ゴムと合成ゴムを複合化した特殊樹脂を採用し、基材の動きやひび割れに追従する柔軟性を保持する。また引っ張り強度も一般塗料の10倍の性能を持つなど、耐水性、耐湿性に優れつつ、劣化因子となる雨水の浸入を防ぐ強力な塗膜性能が屋根面の防水性を確保し、かつ1回塗りで約500μm塗着(標準2回塗り仕様)する高膜厚により優れた遮熱性を発揮する。