大日本塗料はあらゆる建造物の金属素材に強固に付着する弱溶剤系2液防食下塗塗料(エポキシ樹脂系)「エポティ」を開発、3月30日から販売を開始した。特化則対応品。

建造物には鉄鋼のみならず、ステンレスやアルミなどの非鉄金属や亜鉛めっき鋼なども多用されており、これらに塗装する場合はその素材特性に応じて下塗り塗料を選定する必要がある。

それに対して同品は柔軟性に優れる塗膜を形成するため、鉄鋼のみならず亜鉛めっき鋼やステンレス鋼など従来塗装では付着性が低いとされる各種非鉄金属面に対して優れた付着性を発揮するとともに、各種旧塗膜との付着性にも優れる。

耐久性に関しても、複数の無公害特殊防錆塗料を最適な比率で配合し、優れた防食性を発揮、新設でも塗り替えでも長期耐久性が期待できる。

同社は新築や修繕などさまざまなケースでの需要を見据えており、初年度の売上1億円、3年後には年間5億円を目指している。荷姿は15kg、定価は3万4,500円。