関西ペイントは、自動車補修用コンピューター調色システム「AIカラー システム」において、機械学習を用いた新規エンジンの開発に成功したと発表した。

今回、開発に成功した機械学習を用いた新規エンジンは、従来の特定計算式によるCCM(コンピューターカラーマッチング)ロジックと異なり、コンピューターが過去のビッグデータをもとにパターンや傾向を解析し、最適解を判断する新技術(特許取得済み)。このエンジンを用いることで、調色精度は大幅に向上し、調色工程における作業時間の大幅な削減が図られるとともに、従来は判別が困難であったメタリック塗色でのメタリック感が判別可能になる。

開発した新規エンジンは市場モニターを実施した後、今春の本格展開に向けて準備を進めていく。