自動車補修用塗料の水性シフトが加速する中、関西ペイントは水性ベース塗料「レタンWBエコ EV(イーブイ)」をバージョンアップし、新たにハイソリッドホワイトベース「レタンWBエコ EV 539ホワイトHS」を投入した。

今回のバージョンアップでタレ性・ナジミ性を大幅に向上させた。これにより1回当たりの塗りこみ量を増やすことが可能となり、隠蔽性が向上する。その結果、塗装回数や塗料使用量の削減につながる。
また「同ホワイトHS」は、従来必須とされたHS専用希釈水不要といったメリットもある。容量は1kg、4kg。

同社は2015年4月から次世代水性ベース塗料「レタンWBエコ EV」の販売を開始し、その後継続的に低湿度対策の強化、洗浄剤の改良、新原色の設定などを行ってきた。市場からは作業性の良さから評価が高く、水性シフトのイニシアチブを発揮する展開を強めている。

なお今回の製品投入により、「レタンWBエコ EVホワイトHS ST希釈水」「同HF希釈水」を廃止する。

希釈水を5品目から3品目へ