アトミクスは水性床用洗浄剤「フロアトップ オイルオフクリーナー」を発売した。希釈次第で工場の日常清掃から頑固な油汚れにも対応、幅広い工場ユーザーに展開していく。

同品は汚れの程度に合わせて水で希釈することで、毎日の清掃から頑固な油汚れ落としまで幅広く使える洗浄剤。従来、自動車整備工場や食品工場など油で汚れた床の洗浄には主に溶剤系や中性の洗浄剤が使用されている。しかし、溶剤系は取り扱いに注意が必要な上に臭気が強く、中性タイプは安全性は高まるが溶剤系に比べ洗浄力が劣るなどの課題があった。

同社が今回発売した「フロアトップ オイルオフクリーナー」は溶剤系洗浄剤の課題であった臭気や安全性の問題をクリアした水性洗浄剤。①油汚れに浸透しやすい成分②油汚れを分解するアルカリ成分③油汚れを水に取り込む界面活性剤の3つの成分で、従来の中性洗浄剤では落としきれなかった堆積した油汚れを除去できる。

水で希釈して使える濃縮タイプのため、日常の床清掃からタイヤマークや頑固な油汚れの除去、床塗装前の汚れ落としまで、幅広く活用できる。鉱物油から動物油、植物油など、油の種類を問わず洗浄でき、無リンタイプで水質汚染の心配もない。希釈倍率の目安は同品1に対して床汚れのメンテナンスでは30~100、全体に油が付着している場合20~30、油でベタベタな状態 10~20、油汚れが堆積している0~5。荷姿はポリ容器10kg。