自動車補修用のケミカル用品などを展開するアイデンティカ(本社・群馬県高崎市、田口良宣社長)は6月に「DARUMAサンディングペーパーシリーズ」を上市した。耐久性と低コストのペーパーで、顧客の作業時間短縮に貢献にしていく。

同社では、これまで「クルマキレイシリーズ」として超滑水性能を持つコーティング剤「キングコート」をはじめ、ポリッシング製品やガラスクリーナーを展開。「自動車板金塗装工場の主な需要である事故は減少傾向にある。事故修理以外のサービス展開をサポートし、板金塗装工場に新たな需要をつくり出したい」と需要創出型の製品開発に注力している。

そんな同社が新たに上市したのが「DARUMAサンディングペーパーシリーズ」。耐久性とコストパフォーマンスを特長に据えた。「地方では自動車がないと日常生活に影響が出るため、早く直してほしいというニーズは多い。そこで、サクサク研げることでの作業時間短縮とコスト抑制を両立させた」と説明する。

ペーパータイプとフィルムタイプの2種類を揃えており、ペーパータイプは従来品よりも柔軟性を持たせた基材を採用した他、切れやもち、目の細かさのバランスが取れたサンディングペーパー。フィルムタイプはセラミック砥粒を低い番手から採用することで高い研磨性能を発揮する。番手は60番から800番まで9種類を揃える。

今後は吸塵性が優れたタイプも上市する予定だ。
問い合わせTEL027-384-3807