先日、娘(2人)を伴ってマレーシアに小旅行した。東南アジアの屋台メシを食べ歩く筆者の趣味に、今回は娘たちも同行。あっちの屋台、こちらの食堂と巡り、現地風味が効いたローカルフードを堪能してきた▲いつもの気ままな1人旅と違い、今回は現地での移動方法も変えてみた。切符を買ったり、乗り換えで手間取ったりと、電車やバスでの移動に娘たちが難色を示しそうだ。という訳で、今回は「Grab(グラブ)」という配車サービスを現地の移動に試してみた▲Grabは、自家用車で走っている車をタクシーのように利用できるライドシェアサービス。東南アジアではポピュラーな移動手段だ▲スマホのアプリに行き先を入れると、近くにいるドライバーと即座にマッチング、ものの数分で迎えに来てくれる。料金も先に表示されるのでボッタくられることもなく、カードと紐づければ現金のやりとりもない。何よりもタクシーに比べてかなり割安で、旅行者はもちろん、現地の人たちの生活の足として根づいているのも納得である▲タクシー不足を背景に、「日本版ライドシェア」が4月から解禁されるという。が、業界(今回はタクシー)に忖度した中途半端な内容は、この国のいつものパターン。ライドシェアひとつ取っても世界に中々追いつけない。ハ~ッ(K)