業界団体の賀詞交歓会が連日続いているが、今年最初に参加したのは、5年ぶりに復活した中部塗料塗装賀詞交歓会だった。コロナ下に実行委員会は一旦解散していたが、関係各所からの強い要望で復活に至った▲一度ゼロになった催しを改めて立ち上げるのにはかなりの労力を要する。従来使用していた旧ウエスティンナゴヤキャッスルは改修・休業となっており、会場探しから苦労したと聞く。中心的に動いた愛知県工業塗装協同組合の方々には頭が下がる思いだ。今回は約250名が参集しており、来年以降は以前の350名規模を目指していくという▲中部塗料塗装賀詞交歓会が興味深いのは製、販、装が合同で行う会であるということ。参加者にとっても立場の異なる3者が一堂に会する機会は非常に貴重であり、ここでしか会えない人、得られない情報に触れられると好評だ▲賀詞交歓会は、記者の立場からしても有意義な時間を過ごせる機会であることは同じ。"オン"である取材時とは異なり、大勢がいる賑やかな環境での雑談だからこそざっくばらんな話ができることがある。そこから着想を得ることも珍しくない▲2月上旬まで賀詞交歓会時期は続くので、"雑談"に勤しみ今後の取材活動に生かしたい。その際心に留めておくべきことはお酒なのだが(T)