民族音楽や衣装を通じ、コンゴの魅力を伝えるイベント「コンゴ週間」が9月23日から10月1日まで新宿マルイ本館で開催された。そこで行われたペイントアートで日本ペイントの「パーフェクトインテリアEMO」が使用された。期間中は若手ペイントアーティストとして活動するSHOGEN(上田祥玄氏)が彩り豊かな動植物を描いた。

SHOGENはアフリカの絵画技法「ティンガ・ティンガ」に魅了されて単身タンザニアへ渡り、その表現技法を身につけた。帰国後は全国各地の展示会やイベントなどで精力的に活動している。ティンガ・ティンガはもともと建築現場にあるボードにエナメルペンキで描く技法。動物などがカラフルに描かれたものが多い。見る人に熱や迫力が伝わらないという理由から、下書きなしで一気に描き上げるという。

SHOGENは根っからの日本ペイントユーザー。「日本ペイントのペンキはアフリカのものと色みが近く、どれも元気が出る色」とそのこだわりを話す。また、EMOの心地よく入ってくる色みを高く評価。「EMOTIONを表すEMOは日本語で感情という意味です。自分の感情を伝える、熱で描くティンガ・ティンガの技法と製品コンセプトがとてもマッチしている」とSHOGEN氏の中でフィットした。今回描いたアートではEMOを背景色に使い、暖かい雰囲気を演出。その上からカラフルで躍動感のある動物たちを描いた。

塗料を提供した日本ペイントの担当者は「まずは塗料で描かれているということを知ってもらえれば。その上で、仕上がりには正解や制約のない塗料の自由さを見て少しでも興味を持ってほしい」とアートとのコラボに期待を示した。