"こだわり""好み"に応えるIoT
CEATEC JAPAN2016

「CEATEC JAPAN2016」が10月4日から7日までの4日間、幕張メッセで開催された。今回は「つながる社会、共創する社会」をテーマにCPS(サイバーフィジカルシステム)/IoTを基軸とした未来社会を提案。出展者も自動車メーカー、玩具メーカーなど多岐にわたる展示会となった。


モノとモノをインターネットでつなぐIoTは、通信技術、データ駆動技術、センシング技術などの要素技術を組み合わせることで、利用者に応じた機能付与を可能にする。

シャープは「COCORO+(プラス)」をコンセプトにIoTを活用したスマートホームを紹介。オーブンレンジ、冷蔵庫、エアコンなどの生活家電と家族の行動データを連動させることで、少なくなった食材のお知らせや体調に応じたメニューの提案など、使う人に寄り添った一歩進んだ関係性を示した。

昨年、世界初の全自動衣類折りたたみ機を紹介したsevendreamersのプレゼンテーションには今年も多くの来場者がつめかけた。

同技術は画像解析、人工知能、ロボティクス技術を融合させることで衣類をつかむ、形状を認識する、たたむ、仕分けの各工程を実現したもの。衣類をたたむ時間を生活から解放することで「時間」「空間」「習慣」が変わることの未来像を訴求した。2017年度中にも製品出荷を開始する予定で、来年3月に予約受付を始める。

ホンダは、カブクと共同制作した次世代モビリティ「マイクロEV」を出展。3Dプリンタで製作した外板ボディが来場者の関心を集めた。


衣類形状を認識(sevendreamers)
3Dプリンタでボディを製作(ホンダ×カブク)
卓球ロボット(オムロン)



着せ替えを楽しむRoBoHoN(シャープ)
着せ替えを楽しむRoBoHoN(シャープ)
衣類形状を認識(sevendreamers)
衣類形状を認識(sevendreamers)
3Dプリンタでボディを製作(ホンダ×カブク)
3Dプリンタでボディを製作(ホンダ×カブク)
卓球ロボット(オムロン)
卓球ロボット(オムロン)

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