NISSHAは、加飾分野の統合ブランド「Nissha SurfaceWorks(サーフェスワークス)」の展開をスタートさせた。

同社はプラスチック成形品の表面に木目柄や金属調をはじめとするさまざまな意匠を付与する加飾(加飾フィルム・成形品)を提供している。

代表的な工法であるIMDは、自動車、家電、コンシューマーエレクトロニクスなどの市場で数々のグローバル企業に採用されてきた。

現在、同社が展開する領域は、IMD(In-Mold Decorationの略で、プラスチック成形と同時に表面に意匠や機能を付与する独自技術)を含むさまざまな工法や技術の組み合わせにより、意匠に加えてタッチセンサーや光透過といった機能にまで及んでいる。 

同社では「従来の工法、技術、発想にとらわれることなく、より柔軟に市場ニーズに応える」ため、このほど提供する価値をSurfaceWorksというブランドで捉え直し、事業の更なる成長につなげていく方針。
 なお、SurfaceWorks ブランドで2025年に450億円以上の売上高を目指す。