エボニック・インダストリーズはアルキド樹脂塗料用の相溶化剤「TEGO Color Aid」を開発した。顔料ペーストとバインダーの相溶性を向上させることで、バインダー中で顔料を安定させるため顔料ペーストとの混和と色の分布が最適化する。

同社によると、「ほとんどのユニバーサルペーストは多様なコーティングシステムで使用できるが、アルキド樹脂塗料ではバインダー中で顔料が安定せず、色別れなどの不均一化の問題があった」という。

同品を添加することでこうした問題が解決できる上、従来の相溶化剤とは異なり有機顔料と無機顔料のいずれにも使用が可能になっている。