4月の塗料出荷は前年同期比1.1%増の14万5,191トンで推移した。金額ベースでは2.7%増の564億8,800万円。平均単価は389円、在庫量は9万8,728トンとなった。

品目別で見ると、数量ベースで前年を上回ったのはその他塗料(120.2%)ラッカー(116.0%)、電気絶縁塗料(108.6%)、アクリル樹脂系焼付乾燥型(107.3%)、水性樹脂系塗料(105.1%)など。一方で、トラフィックペイント(85.1%)、厚膜型エマルション(93.1%)、アルキド樹脂系調合ペイント(94.3%)、エポキシ樹脂系(94.6%)など建築汎用系の落ち込みが目立つ。

純出荷は数量ベースで1.7%増の12万6,139トン、金額ベースで1.9%増の478億5,700万円となった。