関西ペイントは、独自開発による漆喰塗料技術を生かした抗ウイルス製品の統合ブランド「ANTIVIRUS TECHNOLOGY(アンチウイルステクノロジー)」を、"しっくい"にちなみ4月9日に立ち上げ、WEBサイト及び法人向け公式ECサイトを開設した。合わせてブランドの新製品として「抗ウイルス〈置くだけ〉マット」と「抗ウイルス〈はさむだけ〉マスクケース」の販売をスタートした。

同社は自然素材の漆喰(消石灰)が持つ抗菌・抗ウイルス・消臭などの多様な有効性に着目し、2007年に漆喰塗料の開発に成功。その後も各研究機関と連携し実証実験による効果検証を行うとともに、より手軽に使える製品の開発を続け、2019年には漆喰塗料をコーティングし、貼るだけで簡単に抗ウイルス対策ができる「接触感染対策シリーズ」を発売した。

同社では「昨今、あらゆる場面でウイルス感染対策が求められる中で、当社の漆喰塗料を活用した抗ウイルス製品を、更に広く皆様に認知し活用いただくために統合ブランドANTIVIRUS TECHNOLOGYをスタートする」としてブランド戦略を推進。今回、ブランドの立ち上げに合わせて新発売する2つの製品は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で変化した生活スタイルに合わせた。

「抗ウイルス〈置くだけ〉マット」は落下したウイルスを捕らえて感染力を低下させる効果があるため、家の玄関、店舗やオフィスの入口に置くことで外からのウイルス持ち込み対策に役立つ。

「抗ウイルス〈はさむだけ〉マスクケース」は、ケース内側に塗られた漆喰塗料により、食事中や歯磨きの間、休憩中などの時間に挟んでおくだけで、マスクに付着したウイルスを低減し消臭効果も発揮する。

統合ブランドではその他、ドアノブや手すりなどに貼るだけで簡単に接触感染対策ができる「接触感染対策シート」、「接触感染対策テープ」を加えた計4商品を揃える。