アトミクスは今秋、群馬県中之条町で開催された国際芸術祭に塗料を提供した他、ワークショップを出店、芸術祭を盛り上げた。
芸術祭の「中之条ビエンナーレ」は隔年で開催されている国際現代芸術祭。アーティストは、同町の特色ある山村地域に開かれたアーティスト・イン・レジデンスで滞在制作を行い、その成果を中之条ビエンナーレで発表するもの。今年も9月9日から10月9日までの期間開催された。

アトミクスはこの芸術祭で、芸術作品の製作に塗料を提供した他、ワークショップを出店した。ワークショップは、「色+(いろぷらす)」と題し、小学生を対象に開催。色の三原色や色相環を用いて色を学び、色覚の多様性としてP型・D型シミュレーション眼鏡を用いた体験や表示の色の工夫を学んでもらった。

また、調色体験ではグループ会社のアトムサポートの主力製品「フリーコート」を使って、種ペンから塗料を調色する体験をしてもらった。スパチュラとカップを用いて色を合わせる作業、親子で腕比べをするなど楽しみながら調色の難しさを知ってもらった。
その調色した色を使って最後にトートバッグを制作。刷毛や筆、手形などで自由に描かれ、芸術祭にふさわしい独創性の高い作品が生み出されていた。