スズカファインは「ウォールバリアシリーズ」の新製品として、ラジカル制御形超高耐候水性2液反応硬化形無機・有機ハイブリッド塗料「ウォールバリア水性無機2」を発売した。

ウォールバリアシリーズは、高耐候性ラジカルプロテクト改修システムとして、戸建て住宅の塗り替えを中心に展開しているブランド。

同品はラジカルプロテクト高密度シェル構造の反応硬化形無機・有機ハイブリッド塗料で、特殊架橋システムにより強靭で緻密な塗膜を形成し、水の浸入を防止し、ラジカルの発生を抑止。無機質の特長である親水性により、優れた超低汚染性を発揮する。また独自のバイオ技術により、防カビ・防藻機能を付与した。

用途は窯業系サイディングボードの他、コンクリート、モルタル、ACLパネル、スレート板などに適用。工程内乾燥時間(23℃)は2時間以上5日以内。最終養生24時間以上。施工は刷毛、ウールローラー、エアレスに対応する。荷姿は16kgセット(主剤15kg、硬化剤1kg)、3.2kgセット(主剤3kg、硬化剤0.2kg)。艶ありのみ。

この他、弱溶剤1液反応硬化形塗料の「1液ワイドシリーズ」に4フッ化フッ素樹脂系タイプの壁用、屋根用、遮熱タイプを投入。撥水機能を特長とする「ビーズコートシリーズ」では軒天用艶消し塗料を追加するなど、秋の建築シーズンに向け新製品投入を積極化している。