亜鉛めっき補修剤の専門メーカー・日新インダストリーは亜鉛めっき鋼材の化粧補修用の「ジンクプラスMスプレー」と「GZ52スプレー」の販売を8月から開始した。

「ジンクプラスMスプレー」はユーザーの要望が多かった「ジンクプラスシリーズ」の化粧塗料として開発。同シリーズとしては、環境対応型亜鉛末塗料「ジンクプラスL」及び環境対応型高濃度亜鉛末塗料「ジンクプラスS」(亜鉛含有率90%)を展開しており、同Mスプレーにより、補修から化粧塗装までをジンクプラスシリーズで施工することが可能となった。

新製品の同MスプレーはPRTR法・特化則・有機則に対応した環境対応型で、エアゾールスプレー式のため誰でも均一に塗装ができる。仕上がり色は新設亜鉛めっきの色調に近いメタリックシルバーとなっており、亜鉛めっきのヤケの補修や亜鉛末塗料での補修後の色合わせに最適となる。

一方、GZ52スプレーは既存品の化粧塗料に防錆性能を加える目的で開発。乾燥塗膜中に亜鉛を52%含有し、小さな傷の補修から仕上げまで1本で完了できる。特化則に対応し、新設の亜鉛めっき色に近いメタリックシルバー仕上げとなっている。

亜鉛めっきのヤケや傷の補修及び周辺との色調合わせや溶接箇所や切断面の補修後の色合わせに適する。

販売価格はジンクプラスMスプレーが3,100円/本(300ml)、GZ52スプレーが3,200円/本(420ml)。