ローラーメーカーのタイホウ(本社・大阪市、社長・豊川剛司氏)は、折板用ローラーハンドル「腰らくセット」(意匠登録済)を発売した。

同品は、常に低い姿勢が求められる折板屋根塗装の負荷軽減を目的に開発した製品で、継ぎ柄に適応し、立ったままでの塗装を可能にしたのが特長。更にハンドル先端を2つに分岐させ、一方に4インチローラー、もう片方に1インチローラーを装着する独自の機構を開発。ローラーハンドルを反転させることにより、幅の異なる折板屋根の上部、側面、底部への塗装を1本のローラーハンドルで可能にした。

これにより、作業者の足腰の負担軽減に寄与する他、作業のスピードアップに貢献。「一斗缶で塗料をしごけるため、材料ロスを防ぐ」と販売拡大に期待感を示す。

荷姿は、折板屋根の上部、底部の幅の違いに対応するため大小2サイズを揃え、ハンドル、ローラーのセットで展開する。

小サイズ(上部50mm、底部50mm):ローラーハンドル(腰らく)1本、「桃虎」21mm・スモール4インチ1本、「ハヤブサ」13mm・ミニミニ1インチ2本。

大サイズ(上部56mm、底部210mm):ローラーハンドル(腰らく)1本、「桃虎」21mm・スモール6インチ1本、「ハヤブサ」13mm・ミニミニ2インチ2本。

作業動画はYouTubeで配信している。https://youtu.be/SRXgBaThSc4