大塚刷毛製造は塗装用ローラーの新製品「Tオールワン」を新発売した。高耐候性塗料へのマッチング、適正な膜厚確保、優れた耐久性、多用途に対応など塗装用ローラーに求められる性能をひとつに詰め込んだ自信作。新時代の塗装用ローラーとして市場でのスタンダードを狙う。

新発売した「Tオールワン」の特長のひとつは高耐候性塗料とのマッチング。膜厚の要件がシビアな高耐候性塗料に対して適正な塗膜厚を確保、高耐候性塗料のパフォーマンスをしっかりとサポートする。

また、塗料の含み・吐き出し性能を長時間キープする耐久性も特長。長時間使用しても細く締った状態になりにくく、作業性の良い職人好みのローラーに仕上げた。

更に、さまざまな現場で使用できる多用途性もセールスポイント。

同品は、トータルバランスに優れた無泡タイプの毛丈13mmと、耐久性と吐き出し性能に優れた毛丈20mmをラインアップ。

20mmはもちろん、13mmでもリシン面などにしっかりと入り、スピーディーな作業を約束。マイクロファイバーローラーで発生しやすい凹凸面の塗り残しも大幅に減少する。

外装だけでなく、内装の現場でも重宝する。同品の13mmは内装用塗料に対しても適正な膜厚を確保。塗面の仕上がり肌がきめ細かく、「内装にも十分使える」と塗装職人からも高評価だ。凹凸のあるクロス下地にもしっかりと入り込む。

同品の20mmは、塗布量やボリューム感から鉄部の塗装にも最適。平滑面だけでなくリベットやボルト廻りにもしっかりと塗布できる。また、適正膜厚を付与することで性能を発揮する遮熱塗料とも相性が良く、鋼板屋根の塗装現場などでも重宝しそうだ。建築塗装に限らず、橋梁や防水の現場でも活躍、塗装用ローラーの新たなスタンダードにしていきたい考えだ。

サイズはスモール4インチと6インチ、毛丈13mmと20mmをラインアップ。