日本塗装工業会香川県支部(支部長・山田光成氏)は昨年11月12日、「いいいろ塗装の日」に伴う社会奉仕活動の一環として塗装ボランティアを行った。
今回で46回目を数える塗装ボランティアを行ったのは、仲多度郡満濃町にある「国営讃岐まんのう公園」内のベンチと手すりの塗装と石垣の洗浄。当日は会員29社・約40名が参加した他、香川県製販装協議会、関西ペイント、大阪塗料工業が協賛した。
まんのう公園は350haの面積を有する四国唯一の国営公園で、キャンプ場や冬にはイルミネーションが開催されるなど年間約50万人が訪れるレジャースポットとして知られる。
同会として初の国営施設でのボランティアとなった当日は、塗装班と洗浄班に分かれて作業を開始。ベンチ木部は、木材保護塗料「水性ニューボンデン」(大阪塗料工業)、鋼製手すりは、「パワーホルスF4」(関西ペイント)で仕上げた。後日、同園のWEBサイトで「明るく、きれいに、フレッシュな雰囲気に変わりました。ベンチの色合いも考えていただき、楽し気な空間となりました」と当日の様子を紹介。同会に感謝状が贈られた。
今回担当した普及委員長の川田哲氏(川田塗装)は、「塗装ボランティアは、同業の職人さん達と一緒に作業し、仕上がりを喜べる貴重な機会になっています。今後は、地域の子供たちと一緒に塗装を楽しめるような企画も検討したいと思います」と次回の開催に意欲を示した。
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