中国塗料のグループ会社であるCHUGOKU-BOAT ITALY S.p.Aが、イタリア・ジェノバのモランディ橋再建プロジェクト向け塗料を受注した。

中国塗料は船舶用塗料で培った防食技術を発展させ、陸上建築物用の重防食塗料製品を開発。これまで日本国内をはじめ、中国、ベトナム、バングラデシュ、インド、スリランカなどアジアを中心に橋梁案件向け重防食塗料を受注し、施工実績を積み重ねてきた。

昨年8月に崩落事故が発生したモランディ橋をジェノバ出身の建築家、レンゾ・ピアノ氏の設計により再建することとなった。今回の再建プロジェクトは、中国塗料初の欧州地区における大型橋梁案件の受注で、これまで携わった多くの橋梁案件での実績面が評価された。同橋梁への塗装は5月から開始され、1年後に完工予定。