粉体塗装に特化する塗装会社のカドワキカラーワークス(本社・横浜市、代表取締役・門脇正樹氏)は4月、カドワキオリジナルの粉体塗装カラーブランド「Ki color」を立ち上げた。専用の色見本帳を作成しブランド戦略を推し進めていく方針だ。

この色見本帳は、カドワキグループが長年蓄積してきたノウハウをベースに、 粉体塗料の特性を生かし、独自技法により意匠性を高めた、 オリジナルの表層表現シリーズが収録されている。

カラーバリエーションは、工業製品及び内外装で使用できる1コートカラーのスタンダード、職人による手作業で表現される特殊な仕上がりのスペシャル、「雨上がりの水たまり」や「木の皮の剥げたような」といったようにイメージを表現したスペシャルプラスをラインアップしている。

更に熱転写技法によるエフェクトKやラルカラー、オートバイや自転車カスタムのカスタム用プレミアムカラーも収録しており、同社は「今までの粉体塗装のイメージを一新する自由な発想によって生み出されている」と自信を持ち、設計事務所を中心に積極的に提案していく。