アネスト岩田は工業塗装向けの圧送式スプレーガン「WS-200」を開発、6月から販売をスタートさせた。自動車メーカーのティア1クラスのバンパー塗装向けをメインユーザーとして提案を進めていく。

同社では「これまでにないフィニッシングを実現させるため細部の部品に至るまで100%新規設計した。抜群の性能性と耐久性を兼ね備えた」と自信を持つ。高微粒化でかつ粒子径の揃った均一な膜厚のフラットパターンが得られ、塗り重ね部分の調整も容易に行うことができる。

本体はクローム仕上げの鍛造アルミニウム製で塗料経路はすべてステンレスで設計。耐溶剤性の空気弁シートを採用しており、溶剤によるトラブルの発生リスクを軽減しメンテナンスもしやすくなっている。

スプリットノズル「WS-200SP」とフラットチップノズル「WS-200FT」をラインアップ。