出展小間数を昨年の9小間から3小間に縮小。今展も社員の手作りでブースを製作し、塗装のデザイン性や質感を大胆に表現した。

今回あしらったのは、コンテナ風ブース。木板を箱型に組み付け、アイアン塗装を施し金属調コンテナの意匠に仕上げた。使用塗料は、インテリアペイント「Style」と意匠性塗料「PAL」。素材感を引き出す「ZARAZARAベース」と「DEKOBOKOベース」を活用し、金属や塗膜の古びたテイストを表現した。ブース内でもさまざまな技法を用いた塗装デザインを披露し、「そのまま塗料売り場としても活用して頂ける」(担当者)と塗料売り場の刷新に寄与していきたいとの意向を示す。

新製品として出展したのは、「FOR PRO」。業務用で展開している水性シリコン塗料や弱溶剤形ウレタン塗料、速乾性さび止め塗料、水性微弾性フィラー、塗料用シンナーなどをモディファイし、建物の部位に応じた品揃えを確保した。プロショップ化を図るホームセンターでの採用を見込む。