卓球Tリーグに加盟する「日本ペイントマレッツ」は、グループの日本ペイントを通じ、東京都中野区の江原保育園に卓球台を寄贈した。それに伴い、1月20日に記念セレモニーと卓球教室を実施。同園の子供たちがアンバサダーの打浪優さんやチームキャラクターのマレットちゃんと卓球を通じて触れ合った。

「日本ペイントマレッツ」は、社会貢献活動の一環としてこども卓球台を全国の保育園・小学校・支援学校・高齢者施設などに寄贈している。同チームが寄贈しているこども卓球台は、卓球台の角が丸く、通常の高さよりも10cmほど低く設計されており、子供に優しい設計でより安全に使用できるよう配慮している。

今回は、日本ペイントの取引先であるトヨタモビリティ東京が中野区と地域活性化包括連携協定を締結していることにより、同社の協力を得て実現。関東圏内での対面イベント開催は初めてとなった。

セレモニーでは卓球台及び記念品を贈呈。その後、卓球教室を行った。昨シーズンまでチームを支えた打浪さんのスピーディーなラリーを目の当たりにした園児たちが驚きの声を上げる場面も。卓球教室ではラケットの持ち方やボールの打ち方を教えてもらい、飛んでくるボールを打ち返しながら卓球の楽しさを体感した。また、TVモニターを使った体感型の卓球ゲームも用意。園児たちは懸命にラケットを振っていた。

同園の河野和美園長は「打浪選手のプレーを見た子供たちはTVで見ている光景を目の当たりにしてとても楽しそう。体を動かすことは発育にもとてもいい効果があります。卓球台の寄贈はもちろん、こういった卓球教室の開催もありがたいです」と話す。

マレッツ運営グループの真野菜穂子さんは、「卓球は体を動かしながら思考力も鍛えられるスポーツ。これをきっかけに卓球をもっと身近に感じてほしい。今後も全国に活動を広げていけたら」と話した。

日本ペイントマレッツは、1月8日に行われたトップおとめピンポンズ名古屋との対戦に3-2で勝利しTリーグのランキングでは現在2位となっている。2月4日には大阪府の貝塚市コスモスシアターで京都カグヤライズ戦が行われる。