大成ファインケミカルは5月19日、20日に東京ドームシティ・プリズムホールで開催された「BICYCLE CITY EXPO 2021」(運営・ライジング出版)に出展し、カラー舗装材「リリーフペイント」を紹介した。

リリーフペイントはアスファルト面の保護とデザイン性の付与を目的に開発された製品。下地処理後に専用のステンシルペーパーを貼り、その上から吹付塗装し、固まる前にステンシルペーパーをはがすだけでデザイン性の高い床に仕上がる。ステンシルペーパーは石材調など16種類を揃える。耐久性、耐摩耗性に優れ、防滑性も付与できる他、低VOCタイプで臭気も少ない。

昨年は優れた駐輪場サービスやシステム、製品を評価する「バイシクルパーキング・オブ・ザ・イヤー2020」で特別賞を受賞した。「市役所には放置自転車の対策などのため自転車関連の部署が必ずある。現在、駅前の舗装やサイクリングロードなど自治体からの要望も多い」(担当者)と需要が広がっている。

ブースでは「駐輪場は薄暗い雰囲気があるが、同品を舗装することで明るくなる、また、マンションの駐輪場に舗装することで資産価値を上げる効果もある」とメリットを訴求。役所関係を中心に提案を加速させていく。