ウシワカ・プロジェクト(山田翔平会長)が「第6回インフラメンテナンス大賞」の国土交通省・優秀賞を受賞した。

同賞は社会資本のメンテナンスに優れる取り組みや技術開発を表彰することでメンテナンス産業の活性化を図ることを目的としている。

ウシワカ・プロジェクトは、中部地区に拠点を置き、橋梁保全に携わる会社の若手社員を中心に橋梁工事の魅力や重要性を発信して、入職者確保やイメージの向上を目的として活動する。

その一環として、橋の再生に取り組んでいる人たちの熱い思いを伝える番組がCBCテレビにて放映された。来年1月からは第三章がスタートする。

今回の受賞について、山田会長(ヤマダインフラテクノス)は「素直にうれしいです。諸先輩方の努力により、建設職人の安全・安心・地位向上を目的として、建設職人基本法が実現したわけですが、私たちの次の世代が同法をよりスピード感をもって実装していかなくてはいけません。その一環として、技能者にスポットを当てたウシワカ・プロジェクトを行ってきましたが、それが公に認められた感じがしています」と喜びを述べた。

また、来年放映開始する番組については、「2021年4月にスタートし、春に第二章の放送を終えましたが、第三章が2023年1月にスタートします。ウシワカ達の『誇り高き挑戦』が三度始まります。建設職人の安全・安心・地位向上を実現することに努め、私たちの次の世代にバトンをつなげていきたいと考えています」と思いを語る。