住宅塗装リフォームで直需スタイルの塗装店やリフォーム会社の関心を集めているのが同社の微光沢多彩模様塗料「ダイヤカレイド」だ。「高価格帯のお客様の間で成約率が高まる」(リフォーム会社)のがその理由。

ダイヤカレイドの最大のセールスポイントは意匠性。ビジュアルで高価格帯の客層を惹きつける。

同品はシリコンカラーフィルムを微裁断したカラーフレークで多彩模様を表現する。フレークの重なりによって立体的で深みのある表情となり、高級感と重厚感を演出。また太陽光がカラーフレークに反射し、季節や時間帯によって違う表情を見せるなど、顔料ゲルを用いた従来の多彩模様塗料との違いが歴然。その意匠的な面白さが施主のマインドをくすぐる。

「高意匠サイディングの普及により新設住宅の外装デザインがスタイリッシュになっており、それに引きずられるかたちで塗り替えでもデザイン性の高い塗装への関心が高まっている」(担当者)と説明。

同社ではこの切り口で更に磨きをかけた「ダイヤカレイドビジュー」をラインアップした。ダイヤカレイドにシルバーマイカを加えて煌びやかな表情を演出。テクニックを要することから施工ライセンスを要件にしているが、「ハイエンドなスペックだからこそ他の塗装との次元の違いが明確で、富裕層での成約率が高いとのユーザー様の評価をいただいている」と特定のポジションを獲得、ニッチな層を深掘りする戦略だ。