平成29年度の戦略的基盤技術高度化支援事業(通称サポイン事業)の公募が開始された。公募期間は6月8日まで。中小企業が大学や公設試験研究機関などと連携して行う研究開発への取り組みを支援する。補助金額は最大3年総計で9,750万円。

応募対象は中小ものづくり高度化法に基づいた特定ものづくり基盤技術高度化指針に沿って策定され、法認定を受けた計画の事業となる。全国の各経済産業局では研究開発計画の法認定の申請を随時受け付けており、法認定申請の締切日はこの事業と同じで6月8日となっている。「塗装」は特定ものづくり基盤技術の12技術のうち「表面処理に係る技術」に入る。

補助事業期間は2年度または3年度で、補助金額は初年度が4,500万円以下、2年度目は初年度の補助金交付決定額の3分の2以内、3年度目は初年度の半額以内となり、最大3年総計で9,750万円の規模となる。採択件数は全技術分野で100件程度の予定。