アネスト岩田はベンチュリーブースVB-F形の上位機種として、水流板付ベンチュリーブース「VBW-F形」を2月から発売している。

従来のVB-F形の特長である高メンテナンス性と高捕集効率は継承しつつ、新モデルでは脱着式でメンテナンスが容易な上部水流板・整流板・オーバフロー槽を装備した。

水流板は美観と耐久性に配慮しステンレス鋼板を採用。水流板への供給水はループ水流式を採用しており、オーバフロー槽での塗料スラッジの堆積を軽減させ水膜の長期安定性を確保している。

オプション仕様として、側面水槽(水中ポンプ)左仕様、LED照明付き仕様、特定化学物質障害予防規則対応仕様(排気風速最小値0.5m/s)を用意する。

価格はVBW-15F(間口1,500mm、標準水量900L)が270万円、VBW-20F(間口2,000mm、標準水量1,110L)が300万円、VBW-25F(間口2,500mm、標準水量1,300L)が330万円、VBW-30F(間口3,000mm、標準水量1,500L)が358万円。